カテゴリー別新着記事

【葉隠】忍ぶ恋

忠義
この記事は約1分で読めます。

恋死なん、後の煙にそれと知れ、つひにもらさぬ中の思ひは

葉隠より

恋い焦がれたまま死のう。最後まで告白しなかった胸の内は、自分の亡骸を焼く煙を見て、それと知ってください

忠義の本質

「葉隠」の中で山本常朝が武士道の【忠義】について語る時、この和歌を引用しています。

常朝は、武士の主君に対する思いを「忍ぶ恋」にたとえています。

勇猛な武士のイメージから、「恋心」というものは中々結びつかない気がしますが、片思いのような感覚だと思うと【忠義】というものが少し分かり易く感じられます。

命令には絶対服従のようなイメージが強いせいか、私たちは【忠義】という言葉を使うことがほとんどありません。

でも、「好きな人のために」とか「愛する人のために」とか、時には「自分の会社のために」、「故郷のために」とか、そういう感覚は誰しも少なからずあるのではないでしょうか。

そういうもののために「何か役に立ちたい!」と思うこと。

絶対的主君とその家来という関係の中ではなく、もっと根本的な「愛」の中に【忠義】はあるのだと思います。

0

コメント

タイトルとURLをコピーしました