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【武士道】諫言は一番槍に勝る

忠義
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「諫言は一番槍に勝る」

一番槍とは、戦場で一番に手柄を上げること。

それは名誉なことですが、「諫言(かんげん)」はそれ以上に大切なこと・・・という意味です。

※諫言=目上の人の過失などを指摘して忠告すること。

本当の忠義とは

武士道において最も多くの誤解を受けてきた教え、それが【忠義】でしょう。

主君のためならあっさりと命を捨て去る潔さこそ正に武士の真骨頂かもしれません。

主君の命令は絶対であり、決して逆らえないものという印象を抱きますが、決してそればかりではないのです。

逆に、何もかも言いなりになることこそ、媚びへつらっているだけの者として蔑まれたのです。

もし主君が間違った方向に進もうとしているのならば「命をかけてお諫(いさ)めする」ことこそが、本当の【忠義】だというのが武士道本来の考え方です。

間違った方向とはすなわち「義に背く」ということ。

武士にとっての【忠義】とは、【義】に値するときのみ貫くものなのです。

今の時代を生きる私達は、上司に諫言したからと言って命を取られるようなことはまずありませんが、まずできる人はいないでしょう。

何より、それを一番の【忠義】などと思ってもらえることもなく、むしろ「背信行為」と取られてしまう可能性もあるかもしれません。

もし会社や上司が大きく間違った方向に向かっているのを正すことができたら、どんな成果よりも偉大な成果でしょうけれど…

会社人生をかけて戦うよりも、さっさと会社を去ることのほうが今の時代はいいのかもしれません。

それは決して逃げではなくて、むやみな争いを避けて、自分の一つのキャリアを捨て去る、勇気ある行動だと思います。

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