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【勝海舟】負けるが勝ち

武士道とは
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人に斬られても、こちらは斬らぬといふ覚悟だった

勝海舟

刀を抜かない覚悟

刀を抜くということは、人を斬るということであって、人を斬ろうとするということは、人に斬られる可能性もあるということです。

つまり、刀を抜くということは死を覚悟するということでもあります。

武士はむやみに刀を抜いてはならないとされていました。

反面、自らの【名誉】が傷つけられた時には、迷わず刀を抜くべしとも考えられていました。

しかし、勝海舟は、刀をしっかりと結わえて決して抜けないようにしていたと言います。

つまらない相手に命を懸けるようなことをしなかったからこそ、自分は殺されずに済んだと言っています。

「負けるが勝ち」という言葉がありますが、ただの負け惜しみの言葉ではなく、何が本当の勝利なのかの判断を問う言葉だと思います。

今、負けておいたことがいずれ大きな勝利につながる…

「後がない!」という心構えで挑むことも大切ですが、「まだまだ先がある!」と考えたとき、意外に小さなことに心を奪われていたことに気付くのかもしれません。

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