人は咎むとも咎めじ、人は怒るとも怒らじ、怒りと欲を棄ててこそ常に心は楽しめ
熊沢蕃山
人から咎められたとしても自分は咎めない、人が怒るとしても自分は怒らない、怒りと欲を棄ててこそ常に心が楽になれる
自分自身の在り方次第
生きていれば腹の立つこともたくさんあります。
正直者が馬鹿を見なければならなくなることもあるでしょう。
それでも忍耐です。
感情を露わにすれば、命の取り合いに発展しかねない武士たちは、ひたすらに忍耐を重んじました。
「人を変えようと思うのなら、まず自分から」
今の時代でもよく耳にする言葉だと思います。
人との関わりは「自分の在り方」によって変えることができるのです。
何もかも自分だけが我慢することがいいことだとは思いません。
しかし「自分の在り方」一つで、我慢が我慢でなくなることもあるのです。